「書く瞑想と言われる 「ジャーナリング」をお勧めします」
「ジャーナリング」(Journaling)とは、一定の時間(5分〜15分)を決めて、頭に思いつくことを次から次へと自由に書いていくことです。文章の体裁を気にせず、ふっと思ったら、それを書くのです。「ジャーナリング」は、「書く瞑想」と言われており、「マインドフルネス」を高める一手法に位置付ける専門家もいます。
「ジャーナリング」は、2つの視点を考慮しながら行います。
Step❶ 心のお掃除:感情をぶつける
辛い状況にある時、「怒り」「苦しみ」「悔しさ」「悲しさ」などネガティブな感情に囚われます。ですが、それを普段はなかなか言葉にすることができません。独りで書くのなら誰も迷惑しません。自分のドロドロとした感情を書き出し吐き出すのです。心を綺麗にお掃除するつもりで、自由に書いていきます。
Step❷ 慈愛の言葉:自分を慈しむ
感情を吐き出したら、「そう考えてしまう、そう思ってしまう」自分を許す「慈愛の言葉」を自分に向けて書いていきます。「これは仕方ないこと、誰だって、あんなこと言われてたら腹が立つ、悔しいよ」などと…。自分を許し慈しむことがポイントです。
❶「心のお掃除」だけでも、心がすっきりする「カタルシス効果」がありますが、
❷「慈愛の言葉」を書くことで「自分に対する慈しみの心が自分を元気にしてくれる セルフ コンパッション」の効果が高まります。