「ドクダミのデトックス作用」
いまはコロナウイルスで影が薄い花粉症ですが、この時期になるとかゆみに鼻水にくしゃみと寝れない人も多いと思います。
例年なら専門医に見てもらい処置を期待するところですが、一人2メーターも間隔をあけて座れる待合室を備えている病院なんてほとんどなく、コロナ感染も怖いけどそれでも辛いからとビクビクしながら順番待っている人も多いだろうなと思います。
そこで、民間伝承のやり方ですが古くから体からの老廃物除去作用があると言われる結構どこでも手に入る「ドクダミ」の作用と使い方について書いてみます。
鼻づまりで悩んでいた友人も試してみて結果にびっくりしていました。
和名ドクダミの名称は、特に毒下しの薬効が顕著であるので、毒を抑えることを意味する「毒を矯(た)める」から、「毒矯め」が転訛して「毒矯み」と呼ばれるようになったというのが通説だそうです。(所説あり)
また、薬用としては、内服薬として乾燥させたものを煮出して使い、胃腸病、食あたり、下痢、便秘、利尿などに利用されます。
排便を促す緩下作用や余分な水分を排泄する利尿効果がある成分を含んでいるので、体内の老廃物除去作用があるだけでなく、毛細血管を強化する作用もあると言われています。
カリウム塩を含んでおり、神経細胞や筋肉組織を活性化し、体内の水分を正常に保ち、利尿作用、快便作用、皮膚表面の汗腺の調節に効果があり、
自律神経をコントロールする働きもしているそうです。
生葉も外用薬として、腫れ物、吹き出物、皮膚病などの排膿や毒下しに用いられ、日本薬局方にも収録されています。
漢方でも「十薬」と呼ばれています。(wikipediaより)
生ドクダミの独特の臭いは、精油成分。この成分には、強い抗菌作用があるようで、最近、抗カビ、抗菌作用について注目されてきました。
入浴剤として活用することでも、いろいろな効果があるようです。特に自然な緩和作用が大きな特徴です。
血液循環の改善、消炎作用、保温効果が高くなり、冷え性、更年期障害、生理不順、腰痛、アレルギー性湿疹、アトピー性皮膚炎、皮膚病、ニキビ、吹き出物によい、
また、心身をリラックスさせ、血行をよくし、新陳代謝を高め、皮脂分泌を活発にするといわれています。(引用:薬膳の書 どくだみ)
これだけの使い道があるから「十薬」十種の効果以上にあるので名前が付けられたのでしょうね。
さて、生葉どくだみ療法での鼻つまり解消法です。
1 生葉5~6枚をきれいに洗い塩で柔らかくなるまで良くもみます。
2 くるくると葉巻のように巻いてスティック状にして詰まっている鼻に差し込みます。
3 結構なにおいはしますが我慢して約30~40分待ちます。これも様子をみて適宜に。
4 あとは、鼻をかんでおしまい。
使用する葉の枚数は鼻の穴の大きさに合わせて適宜調整してください。
簡単でしょう!
友人は1回で鼻が通りスッキリ!と大変よろこんでいました。
ただ、生薬ですので1回で完治できるかはわかりません。
体の排毒する力とため込んだモノの量によると思います。
なので、継続が必要です。
新薬は、効き目が強烈で便利かもしれませんが、すべての薬は大なり小なり副作用があります。
逆に副作用が無いものは薬とは言えないぐらいです。
なので、薬剤師や医師という国家免許を持った方が取り扱われているのですからね。
どちらも賢く使っていきたいものです。