こんな経験ありませんか。
「あなたのためを思って言っているのよ!」
「世間の常識よ。だからこうすべきなのよ!」
「知らないと思うから、親切で教えてあげる!」
言われたり、言ったり…。
コントロールとは、自分が信じているもの(ポジティブなものネガティブなものを含めて)、信じていることを相手にも当てはめようとすること。
大切な人だから、愛しているから、相手のためだからという思いからでも、もしも、相手の行動や選択、言葉であなたが“イラっ”としたなら、あなたは自分が信じているモノを相手に押し付けています。あなたがまさにエゴに動かされている瞬間です。
間違った選択をした相手も、その行為そのものも含めて、自分のエゴからのジャッジメントは手放しましょう。
あなたなりの愛からであっても、“コントロールとジャッジメント”を手放します。
たとえ、愛する人であってもひとつの魂、ひとりの人、あなたの思い通りには生きてはくれません。
もし、相手に相談されたら自分が“経験から知っていること”を伝え相手に“選択の余地”を残してあげましょう。
あくまでも提案として。
決して自分の答えを押し付けないでください。
ただただ愛する人の選択を、そのまま見つめればよいだけです。
その結果は、その愛する人に還るだけだから。
あなたが気にしているのは、その結果が自分にとって悲しかったり、都合が悪くなることを嫌っているだけなのだから。
たとえ、相手を愛するあまり良かれと思いコントロールするとしたら、あなたの愛する人の心は、どんどんあなたから離れ、隠すようになるでしょう。
あなたが、愛する人にできることは、何もしないことではなく相手の自由な選択をリスペクトして、あなたの望みを叶える方法を実行すること。
その方法とは、相手の選択肢を狭めないモノや情報をさりげなく提案・提供すること。
そして、たとえ相手が提供したものを選ばなかったとしても、“オッケーー”と選択の自由を尊重してあげましょう。
要するに、自分にやれることは自分の中にしかなく、相手の意思の中にまでは「絶対に入り込めない」ということです。
「愛という仮面を被ったエゴ」にご注意を!!