9月13日 今朝のテレビ”朝イチ”に
総合内科専門医のおおたわ史絵さんが出られていましたね。
お母さまの”薬物依存での孤独死”の体験を通して現在は非常勤医師として矯正医療に従事されています。
ここでおおたわさんが言われていた、
依存症患者を抱える家族がすべきこと・・・
正しい知識を持つこと
自分を良くすることに集中すること
自分が変わること
徹底してやってみること
他の家族の快復の体験談を聞くこと
まずは家族が患者から離れ、自分を立て直すこと。
、を聞いて以前に”重度の依存症”でご縁をいただいたご家族さんを思い出しました。
当時、私により深い知識と理解が足らなかったことで問題がより沈殿していった側面はあったのかもしれません。
よく言われる言葉に、
「他人は変えられない
自分をまずは変えること」
一度は聞かれたことあると思います。
当時この言葉をご家族に使っていたと思います。
しかし、依存症の何たるかを脳生理学的に充分知らず、ご家族さんへ向けてこの言葉を使うことは、逆に苦しんでおられるご家族さんをさらに苦しめる
”言葉の刃・暴力に等しい責め苦”を向けたにすぎないのではないかと深く反省しています。
寄り添うだけでもなく、共感するだけでもなく、励ますだけでもなく、身体を緩めるだけでもない。
正しいと思われ、使われる「ことば」さえも相手と自分が出会っているその瞬間の状況、過去と未来のエネルギーが凝縮しているその瞬間の状況を
しっかり感じ、自分と向き合いながらでないと 自我の深いところからのエネルギーが言葉に乗り、ある時は上から目線、ある時は差別的、ある時は自分を卑下し、ある時は支配してしまう。
フラットであるように、見えているモノに色を付けないように、事実を事実として観るように…。
そして、
気づいたところから新しい世界を展開させる行動と継続させる努力を積んでいくことが要になります。
そうすることで、知が緩み知の外にある”なにか”がサポートにはいる隙間を創ってくれます。
”希望”が出現し始めます。
黒人男性にハグをされ、「なぜ僕らが嫌なんだ?」と聞かれた白人至上主義の男性。次の瞬間彼の行動で世界が動く… | wordlens
http://kosukenonichijo.com/trend/2019/09/09/post-606/
wordlens記事より