「怒り」は、私たちの根本的な感情なのでコントロールが難しいという難点があります。
それは、自分では見えないことです。
見えれば選択やコントロールはできると思いますが、見えないものは難しいですね。
そこで、セラピーの場では見えないものを敢えて数字で表すことで自覚してもらうようにしてます。
これは、セラピーでは良く使われている方法です。
数値は”0”が一番穏やかな状態 ”10”は最高に怒っている状態として”今がどの状態か?”を0~10の数字で表してもらいます。
「怒っている!怒っていない!」の二者択一ではなく、その間にスケールがあることに気づいてもらうことが大切なんです。
今の状況に対してどれぐらい自分の感情が動いているのかに気づくことで、客観的な視点を持つことができて対処の仕方も選択の幅も出てきます。
さらに、怒りを爆発させやすい人にお勧めは”怒った”とき、できるだけ「日時 どんな状況 出来事 場所 怒りの度合い数値0~10」をまめにメモします。
これを続けることで自分の”怒り”の傾向が解ってきます。
傾向が解ると爆発する前にコントロールすることができるようになります。
この数値化は、「悲しみ 不安」にもつかえます。
一度お試しください。
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